Mbpsは、ネットで1秒あたりにどれだけのデータを送ったり受け取ったりするかを、数字で表すための単位です。「メガビーピーエス」と読みます。
写真や動画をやり取りする速さの表示で見かけます。画面にある「通信速度」は、このやり取りの速さのことです。同じ条件なら、100Mbpsのほうが50Mbpsより、1秒にやり取りできる量が多いということです。
Mbpsの数字が大きくても、ゲームや通話の反応が早いとは限りません。やり取りの待ち時間なども関係するため、画面によく出る三つの数字を分けて見ます。
漫画:大きい数字なら速い? 全3ページ
ゲームを始めたいイトが、画面の100Mbpsに注目しました。でも、その隣には15msという数字もあります。
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画面の数字と光の模型は説明用の例で、実測値や快適さの目安ではありません。実際の使い心地は、ほかの条件にも左右されます。
写真を送るときは、どの数字を見るのでしょうか。本文では下りと上りの違いも確かめます。
Mbpsの画面の読み方:下り・上り・pingの3つの数字
ネットの速さを測る画面には、ダウンロード、アップロード、pingなどの名前が並びます。以下は、読み方を説明するために作った例です。測定はしなくても読めます。
測定画面の例 — 実際に測った結果ではありません
ダウンロード・下り
100 Mbpsネット → 自分のスマホやPC
受け取る速さアップロード・上り
20 Mbps自分のスマホやPC → ネット
送る速さping(ピング)
15 ms合図を送り、返事が戻るまで
待った時間ダウンロード(下り)は、自分のスマホやPCで受け取る向きです。 動画を見る、アプリを取り込む、といった場面に関係します。
アップロード(上り)は、自分のスマホやPCから送る向きです。 写真を友だちに送る、動画をネットに載せる、といった場面に関係します。
ping(ピング)は、相手へ送った合図の返事を待つ時間を見る手がかりです。 ms(ミリ秒)という単位で表し、1msは1秒の1000分の1です。相手は、この例では測定に使うコンピューターです。
同じ条件で比べるなら、Mbpsの数字は大きいほうが多く送れます。pingの時間は、小さいほうが返事を早く受け取れます。向きがちがうので、三つを一つの物差しで見ません。
イト
Mbpsが大きいほうが速いなら、pingも大きいほうがいいの?
ピコ
pingは待った時間なんだ。同じ条件なら、小さいほうが早く返事が来たことになるよ
ユイ
受け取る速さと、返事を待つ時間を分けて見るんですね
マコト
そう。どれも同じものを測っているわけではないんだ
通信の待ち時間は「レイテンシ」とも呼ばれます。測り方には片道や往復があり、pingは合図が往復する時間を見ます。Mbpsは1秒あたりにやり取りする量、pingは往復にかかった時間として分けると読みやすくなります。
たとえば大きな動画を受け取るときには、1秒に受け取れる量が関係します。ゲームや通話では、やり取りの遅れも気になります。どちらもほかの条件に左右されるため、一つの数字だけで使い心地は決まりません。
Mbpsという名前を、もう少し知りたい人へ
Mbpsは、英語のmegabits per secondを短くした名前です。メガは100万、ビットはデータを数える単位、per secondは1秒あたりを表します。
1Mbpsは1秒あたり100万ビット、100Mbpsは1秒あたり1億ビットです。ビットは0か1のどちらか一つを表します。はじめて聞く人は、ビットとはから読めます。
この数字だけでは、それが広告の最大値なのか、実際に測った結果なのかまではわかりません。どこに書かれている数字かも、一緒に見ます。
Mbpsの「最大1Gbps」は上限で、測った数字とは別
Gbps(ギガビーピーエス)は、Mbpsより大きな単位です。1Gbpsは1000Mbpsです。 1Gbpsと100Mbpsを比べるときは、単位をそろえて1000Mbpsと100Mbpsにします。
回線の説明の「最大1Gbps」は上限の値で、ふだん出る数字ではありません。測った結果は、そのときの機器、つなぎ方、ネットの混み具合、測定する相手で変わります。
広告より低い数字が出たというだけでは、故障とは決められません。 見るのは数字より、動画が止まる、写真を送れないといった、実際に困っている場面です。困りごとがあるなら、数字と一緒にその場面を控えます。
MbpsとMB/sの違い:ビットで数えるか、バイトで数えるか
ダウンロード中の画面では、MbpsではなくMB/sと出ることもあります。こちらは「メガバイト毎秒」。同じく速さですが、ビットを8個まとめた「バイト」で数えています。
| 表示 | 読むときの手がかり |
|---|---|
| Mbps | ビットで数えた速さ |
| Gbps | 1Gbpsは1000Mbps |
| MB/s | バイトで数えた速さ |
| MB | 写真や動画などのデータの量 |
100Mbpsは、単位を変えると12.5MB/sです。数字が小さくなっても、同じ速さを違う単位で表しています。詳しい読み分けや計算は、ビットとバイトの違いで説明しています。
Mbpsの数字が低いと感じたら、確かめる3つ
まず、その数字が下り・上り・pingのどれなのかを見ます。写真を送るのに時間がかかるなら、受け取る速さだけを見ても判断しにくいためです。
測定結果を比べたいときは、同じ機器、同じつなぎ方、同じ測定サービスで見ると、違いを考えやすくなります。時間を変えれば、混み具合の違いが見えることもあります。
数値の目安だけで機器を買い替える前に、困る場面を一つ決めておくと、次に確かめる場所を絞れます。対処を知りたい人はネットが遅い原因、待ち時間が気になる人はpingとはへ進めます。
Mbpsでよくある質問
Q1. Mbpsは何と読みますか?
メガビーピーエスです。ネットで1秒あたりにやり取りするデータの量で表す速さの単位です。
Q2. 1Gbpsは何Mbpsですか?
1000Mbpsです。回線の「最大1Gbps」は上限の値で、実際に測った数字は機器や混み具合などによって変わります。
Q3. Mbpsの数字が大きければ、ゲームや通話も快適ですか?
その数字だけでは決まりません。やり取りの待ち時間や、ネットの混み具合、使う機器なども関係します。
Mbpsは量、pingは待ち時間:測定画面を読み分ける
さきほどの測定画面の例に戻ります。並んでいた三つの数字は、1秒あたりに受け取る量(下り)、送る量(上り)、返事を待った時間(ping)で、Mbpsが付いているのは前の二つです。同じ条件なら、Mbpsの数字が大きいほど1秒あたりに多くのデータをやり取りできます。
今すぐできる一歩は、手元の測定結果か回線の契約書で、Mbpsの数字がどれで、その横にある小さなmsの数字がどれかを指さすことです。次に「遅い」と感じたとき、量の話か待ち時間の話かを、そこで分けられます。
物語で読みたい人は、第30話「Mbpsは何を表している?」へ。この記事の例とは違う、流れる札のたとえで読めます。
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Mbps|この記事で使った言葉
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Mbpsを一文で説明してみよう
下り・上り・pingで気づいたことを、必要ならメモできます。書かずに読み終えても大丈夫です。







