Webサイトの仕組み|URLから表示までの全体像

30秒でわかる答え

Webサイトのページは、場所を示すURL、材料を返すサーバー、材料を運ぶ通信、画面にするブラウザが連携して表示されます。ブラウザがHTMLやCSS、画像などの材料を受け取り、画面として組み立てます。

漫画:一枚の画面に、四つの仕事 全4ページ

本の絵があるWebページを見て、イトは「この絵がそのまま来たのか」と考える。ピコと模型のサーバーの材料を確かめ、ブラウザの仕事を透明シートで試す。最後はイトが画面の周囲に四役の札を置き、自分でつながりを描く。

画像を押すと拡大できます。+/−で大きさを変え、拡大中はドラッグして読めます。

1 / 4画面の絵は、そのまま届く?

イトとピコがラボのノートパソコンを見る。白いWebページには青い本の絵があり、イトは画面と送られたものを同じだと考えかける。

1ページ目:画面の絵は、そのまま届く?
見えている完成画面と、取得している材料を分けて考える入口。

1ページ目のセリフ

  • イト「この絵が、そのまま来たの?」

2 / 4返ってくる材料を見よう

模型のサーバーのそばで、イトが材料の引き出しを開く。HTML、CSS、画像の札があり、ピコはそこへ視線を導く。

2ページ目:返ってくる材料を見よう
サーバーが返すデータには役割の違う材料がある。

2ページ目のセリフ

  • 模型の札「サーバー」
  • 材料の札「HTML」「CSS」「画像」

3 / 4材料から画面を組み立てる

一枚の大きな図で、HTMLの構造、CSSの見た目、画像の三枚の透明シートをブラウザの台へ重ねる。イトの手は上のHTMLシートを合わせ、ピコがそばで見る。

3ページ目:材料から画面を組み立てる
ブラウザは材料を読み、見られる画面を組み立てる役割を持つ。

3ページ目のセリフ

  • 組み立てる台の札「ブラウザ」
  • 透明シートの札「HTML」「CSS」「画像」

4 / 4四役で、自分の地図に

イトは画面の周囲へ、ブラウザ・通信・サーバー・材料の札を置き、一本のつながりを描く。見えていた絵の裏側を説明できるようになる。

4ページ目:四役で、自分の地図に
四つの役割を分けることで、Webサイトの仕組みを自分の地図にできる。

4ページ目のセリフ

  • 四役の札「ブラウザ」「通信」「サーバー」「材料」
  • イト「画面の裏にも、仕事がある!」

横にスワイプして次のページへ。画像を押すと拡大できます。

引き出しや透明シートは役割を分ける模型で、実際のサーバーやブラウザの内部そのものではありません。材料をどこで作るかはサイトによって異なり、サーバーがHTMLを組み立てる場合もあります。JavaScriptやAPI、追加取得、キャッシュなどは簡略化し、すべてのサイトが同じ材料や順番で動くとは示していません。

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100%

拡大中はマウスや指でドラッグできます。100%では左右スワイプ・左右キーでページ送り。

画面と材料を分けて見よう

第38話「Webとインターネットは同じ?」の道路とお店の模型を入口に、見えている画面と裏側の役割を分けていきます。

Webサイトの仕組みを調べるときは、「画面に見えているページ」と「裏側で取りに行っている材料」を分けると迷いにくくなります。表示が遅い、画像だけ出ない、ログイン後の画面だけ変わる、といった症状も、この分け方で見ると確認場所が整理できます。

Webサイトを一言でいうと

Webサイトは、サーバーに置かれたデータをブラウザが取得し、複数のページとして見られるようにしたものです。

実際には、HTML、CSS、画像、JavaScript、APIの結果などが組み合わさります。サイトによっては、サーバー側でページを作って返す場合もあれば、ブラウザ側でデータを組み立てる場合もあります。

イト

Webサイトって、1枚の画面じゃなくていくつものページの集まりなの?

ピコ

うん。ブラウザがサーバーから材料を受け取り、ページとして組み立てて見せているんだ。

サイトが表示される流れ

Webサイトを見る流れは、ざっくり次のようになります。

  1. ブラウザにURLを入力する
  2. DNSがドメイン名から宛先を探す
  3. ブラウザがサーバーへリクエストを送る
  4. サーバーがHTMLなどをレスポンスで返す
  5. ブラウザがCSSや画像なども取りに行く
  6. 受け取った材料を画面に組み立てる

この流れは インターネットの仕組み や URLとは とつながります。

イトとピコが、ブラウザからサーバーへ向かい材料を受け取って画面を組み立てる流れを見ている
ブラウザが材料を受け取り、画面を組み立てるまでの役割を並べた模型です。

HTML・CSS・JavaScriptの役割

Webサイトの材料は、役割で見ると分かりやすくなります。

  • HTML: 見出し、文章、リンクなどの構造
  • CSS: 色、余白、配置、文字サイズなどの見た目
  • JavaScript: ボタン操作や画面の動き
  • 画像や動画: 視覚的な内容
  • APIのデータ: 最新情報やユーザーごとの情報

たとえでは、HTMLが骨組み、CSSが服、JavaScriptが動きです。実際にはブラウザがそれらを解釈し、画面に表示します。

イトとピコが、Webページの構造、見た目、動きの材料を重ねて一つの画面にしている
HTML、CSS、JavaScriptなどは役割を分けて、ブラウザ上の一つの画面を作ります。

サーバーとブラウザの分担

Webサイトでは、サーバーとブラウザが役割を分担します。サーバーはデータを返し、ブラウザは受け取ったデータを表示します。ただし、どこまでをサーバー側で作るか、どこからをブラウザ側で作るかはサイトによって違います。

たとえばニュースサイトでは、サーバーが完成に近いHTMLを返す場合があります。アプリのようなサイトでは、ブラウザがAPIからデータを受け取りながら画面を変える場合もあります。

そのため、Webサイトを確認するときは、サーバーが返した内容、ブラウザが追加で取りに行った材料、利用者の操作であとから変わる部分を分けて見ます。同じ「サイトを見る」でも、静的なページ、会員ページ、検索結果、地図やSNSのような画面では、サーバーとブラウザの分担が少しずつ違います。

Webサイト確認ミニワーク

自分がよく見るサイトを一つ選び、次を考えてみましょう。

  • URLのドメイン名:
  • 画面に出る主な材料:
  • 利用者が操作する場所:

この三つを分けると、Webサイトがただの画面ではなく、通信と表示の組み合わせだと見えてきます。

好きなページの名前を中央に書き、四役を周囲に置いて線で結んでください。全員の仕事を一つずつ言えたら、画面の裏側を自分の地図にできています。

Webサイトの仕組みの確認クイズ

Q1. Webサイトはブラウザだけで成り立ちますか?

いいえ。サーバー、通信、ブラウザ、ページの材料が関わります。

Q2. HTMLとCSSは同じ役割ですか?

同じではありません。HTMLは構造、CSSは見た目を主に扱います。

Q3. 表示の流れをもっと細かく見るなら?

Webページ表示の仕組み へ進んでください。

画面のむこう側から戻って|Webサイト

Webサイトを追ってピコルート・ラボの大きな地図机から帰ってくると、ホワイトボードには短い答え、見えるたとえ、実際の確認場所の三つだけが残りました。ピコとイトは、それなら次に誰かへ説明できそうだと顔を見合わせます。

ノートに残すなら、Webサイトは次の順で十分です。

  • Webサイトの定義を先に書く
  • ピコルート・ラボの大きな地図机のたとえでWebサイトの流れを見る
  • ブラウザ、通信、サーバー、ページ材料の四役に分ける

いま開いているページを例に、「ブラウザが場所を指定し、サーバーから材料を受け取り、画面を組み立てる」と声に出してみてください。場所の名前から宛先を探す部分を確かめるなら、DNSとは が次の一歩です。

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読了目安 14分 / 更新日

TERM PRIMER

Webサイトの仕組み|この記事で使った言葉

サーバー
データを保存したり、ほかの端末に届けたりする役割を持つコンピューターです。
ブラウザ
Webサイトのデータを受け取り、人が読める画面として組み立てるアプリです。
データ
コンピューターが扱う情報。文字、画像、音、動画、Webサイトもデータとして扱われます。
URL
Web上のページやファイルの場所を示す住所のような文字列です。

LAB WHITEBOARD

Webサイトの仕組みを一文で説明してみよう

「Webサイトの仕組みについて、意味・場面・実際の仕組みを分け、次の理解へ進めるようになる。」を、いまの自分の言葉で一文にしてみてください。途中の説明でも大丈夫です。