OSとは?アプリとの違いを、写真の保存からやさしく説明

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30秒でわかる答え

OS(オーエス)は、スマホやパソコンでアプリが動けるように支える基本ソフトです。写真の明るさを変えるのはアプリの仕事。写真を残したり、ほかのアプリと一緒に動いたりするのを支えるのがOSです。

OSは、アプリが動くのを支えるもの

OS(オーエス)は、スマホやパソコンでアプリが動けるように支える「基本ソフト」です。 Windows(ウィンドウズ)やAndroid(アンドロイド)も、OSの名前です。

写真を見る、音楽を聴く、メッセージを送る。こうした仕事に使う道具がアプリです。そのアプリが、画面や保存先などを使って働けるように、OSが支えています。

「ソフト」は、機械を動かすための指示をまとめたものです。OSもアプリもソフトの仲間で、手でさわれる部品ではありません。

OSはOperating Systemを短くした呼び名ですが、英語を覚えなくても読み進められます。

写真を変えるのはアプリ、保存を支えるのはOS

写真アプリで、暗い写真を少し明るくして「保存」を押す場面を考えてみましょう。

写真をどんな明るさにするかは、アプリの仕事です。 変えた写真をあとでも見られるように残すときは、アプリがOSのしくみを使います。

OSは、写真を保存先に書き込む仕事を支えます。写真アプリ以外にも、メモや音楽など、いろいろなアプリが保存のしくみを使えます。

写真アプリ写真の明るさを変え、残したい写真を決める

保存をお願いする

OS保存先に書き込むためのしくみを使い、仕事を進める

機械の部品を使う

保存する部品写真の記録を残す
写真を残すときの仕事を分けた図です。OSという箱が機械の中にあるわけではありません。細かいしくみは省いています。

画面やキーボード、写真を残すための部品など、手でさわれる機械の部分を「ハードウェア」と呼びます。

アプリ・OS・機械の部品は、一緒に働いています。アプリだけが写真を保存しているように見えても、その下で別の仕事が進んでいるのです。

ユイ

写真を明るくするのはアプリ。でも、残しておくときはOSの助けも借りるんですね

マコト

そう。メモのアプリも、保存するときにはOSのしくみを使うんだ

OSは、どんな仕事をしている?

保存だけでなく、次のような仕事もしています。

ふだんの操作OSが支える仕事
写真を残す保存先に読み書きするしくみを用意する
音楽を聴きながら写真を見るそれぞれのアプリが、機械の部品を使って動けるようにする
アプリで作業する作業中の写真や文字を、一時的に置く場所を分ける
画面をさわる、キーを押すその操作をアプリへ伝える。アプリが画面に結果を出すときも支える

OSの説明でよく出てくる部品名も、この仕事とつながっています。

  • CPU(シーピーユー):計算などの仕事を進める部品です。
  • メモリ:アプリが作業している間、写真や文字などを一時的に置く場所です。
  • ストレージ:写真やアプリなどを、電源を切ったあとも残しておく保存場所です。

名前を一度で覚えなくても大丈夫です。次の漫画では、「保存場所を使う」「同じ機械を分け合う」という二つの仕事に注目してみてください。

漫画:保存ボタンの、下の仕事 全4ページ

ユイが、折り紙のカエルを写した写真を保存します。その間も、音楽は流れています。同じ機械で二つのアプリが動く様子を見てみましょう。

画像を押すと拡大できます。+/−で大きさを変え、拡大中はドラッグして読めます。

1 / 4保存を押す

音楽の流れるラボで、ユイが緑の折り紙カエルの写真を保存する。

1ページ目:保存を押す
目に見えるアプリの操作の下には、共通の機能を支える仕事があります。

1ページ目のセリフ

  • 写真アプリのボタン「保存」
  • ユイ「保存も、アプリだけで?」

2 / 4依頼の下へ

写真アプリの保存依頼がOSのファイル機能を使い、ストレージへの書き込みへつながる。

2ページ目:依頼の下へ
OSはアプリがファイルや装置を利用する共通機能を提供します。

2ページ目のセリフ

  • 役割の図「写真アプリ」→「OS」→「ストレージ」
  • 矢印「保存のお願い」「書きこみ」
  • マコト「OSの機能を使うんだ。」

3 / 4分け合う仕事

写真と音楽の二つのアプリが、同じ端末のCPUやメモリを使っていると気づく。

3ページ目:分け合う仕事
OSは、複数の処理が共用するCPUやメモリの利用を管理します。

3ページ目のセリフ

  • 共用の図「写真」「音楽」→「OS」→「CPU・メモリ」
  • マコト「同じ機械を、分け合う。」

4 / 4工作の続きを

写真を保存したユイが、音楽を聴きながら次のカエルを折り始める。

4ページ目:工作の続きを
アプリの目的の仕事と、共用する機能を支えるOSの仕事を分けられます。

4ページ目のセリフ

  • ユイ「音楽も、続いてますね。」

横にスワイプして次のページへ。画像を押すと拡大できます。

図は仕事の分け方を見せたものです。OSという箱が機械の中にあるわけではありません。OSも、CPUやメモリを使って動くソフトです。

音楽と写真を一緒に使える理由を読む ↓

100%

拡大中はマウスや指でドラッグできます。100%では左右スワイプ・左右キーでページ送り。

音楽を聴きながら、写真を見られるのはなぜ?

音楽アプリと写真アプリは、同じスマホのCPUやメモリを使います。OSは、どの仕事をいつ進めるか、作業中のデータをどこに置くかなどを調整します。

たとえば、仕事をとても短い時間で切り替えると、人には一緒に動いているように見えます。機械によっては、いくつかの仕事を同じ時に進めることもできます。

このように、いくつもの仕事を扱うことを「マルチタスク」と呼びます。すべての仕事が、いつでもまったく同じ瞬間に進むという意味ではありません。

ユイ

音楽も写真も、同じスマホの部品を使っているんですね

マコト

うん。OSが使い方を調整するから、別々のアプリを一緒に使えるんだ

部品の違いが気になったら、メモリとストレージの違いへ。計算する部品の仕事は、CPUが命令を進めるしくみで説明しています。

「対応OS」と出たら、何を見ればいい?

「対応OS」は、そのアプリを使えるOSのことです。たとえば「Windows用」と書かれたアプリを、同じようにiPhoneでも使えるとは限りません。

よく見るOS名を、使われる機械と並べてみましょう。

OSの名前身近な例
Windows(ウィンドウズ)パソコン
macOS(マックオーエス)Mac
Android(アンドロイド)さまざまなメーカーのスマホやタブレット
iOS(アイオーエス)iPhone

アプリを入れる前に、自分のスマホやパソコンのOS名と、アプリの説明にあるOS名を見比べます。

OS名のあとに、番号などが書かれていることもあります。これは「バージョン」といい、OSの版を表します。同じOS名でも、版が古いと使えないアプリがあります。

OSの名前や版は、機械の設定にある「端末情報」「バージョン情報」などで調べられます。画面の名前や場所は機械によって違います。わからないときは、まず自分の機種名と「OS 確認方法」で調べてみてください。

OSでよくある疑問

Q1. ブラウザはOSですか?

ブラウザは、インターネットのページを見るためのアプリです。ChromeやSafariなどがこれに当たります。OSは、そのブラウザが動くのを支えます。

最初から入っているアプリでも、OSそのものとは限りません。詳しくはブラウザとはで説明しています。

Q2. OSがないと、どんな機械も動きませんか?

決まった仕事をする機械には、一般的なOSを使わずに動くものもあります。ここで説明しているのは、いろいろなアプリを使うパソコンやスマホのOSです。

写真の明るさを変えるのはアプリ。写真を残したり、ほかのアプリと一緒に動いたりするのを支えるのがOS。この違いがわかれば、まずは十分です。

電源を入れてからアプリが動くまでを知りたいときは、プログラムが動くしくみへ進めます。

この記事について

TERM PRIMER

OS|この記事で使った言葉

CPU
命令を順に実行し、計算、制御、入出力の調整などコンピューター全体の幅広い処理を担う装置です。
メモリ
コンピューターが処理中の命令やデータを一時的に置く場所です。CPUが読み書きして使い、通常は電源を切ると内容が消えます。
ストレージ
データを保存しておく場所や装置です。

LAB WHITEBOARD

OSを一文で説明してみよう

「OSとアプリの仕事の違いがわかり、対応OSという表示を読んだときに何を確かめるか分かる。」を、いまの自分の言葉で一文にしてみてください。途中の説明でも大丈夫です。